新年おめでとうございます。皆様にとって今年がよき年でありますよう願っております。
さて、ご報告が遅くなりましたが、昨秋、旭日小綬章を拝受いたしました。ただゴルフ一筋に生きてきた私にとって身に余る光栄と感じるとともに、それを応援してくださった方々に心からお礼を申し上げたいと思います。
振り返れば生まれ育った千葉県我孫子市で、近くに住んでいた師匠、林由郎プロの影響もあり、我孫子ゴルフクラブでキャディーを始めたのですが、決して最初からプロゴルファーを目指していたわけではありませんでした。キャディー仲間と遊びで始めたゴルフに、自然とのめり込んでいったのです。しかしキャディー室にあるのは、たった1セットのゴルフクラブ。自分のクラブが欲しくなるのは当然のことですが、当時の日給は80円とか100円の世界、数万円もするクラブに手が届くはずもありません。
しかし、貧しい農業で生計を立てていた親父が「息子の願いをかなえてやりたい」と、おカネをどう工面したのか、新しいクラブを持って家に帰ってきたのです。その夜は、夢から覚めないようにと枕元にクラブを置いて床に就きました。何度も目を覚まし、手を伸ばしましたが、自分のクラブがそこにあったのです。
今は自分に合ったクラブを選びますが、昔はあれこれクラブに手を加え、クラブに自分を合わせたものです。そんな大切な最初のクラブですから、22歳のプロテスト合格まで7年間使い続けたのです。
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