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宝の山?「車のナンバー」がもたらす勝機 <動画>ポイント、DM…小売りの可能性が広がる

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  • 夏野 剛 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授
自動車のナンバー自動読み取り機能が、新たなビジネスにつながり始めている(写真:アフロ)

マイカーでショッピングセンターで買い物をした帰り道、次のような体験をしたことはないだろうか。入場時に発券された駐車券を、設置されている自動精算機に入れて、あらかじめ精算を済ませておく。そして車に乗って、駐車ゲートに向かって走らせていくと、ゲートが素早く上がり、スムーズに公道に出ることができた・・・。

これはゲートの手前に車のナンバーを読み取るシステムが設置されており、「精算済み」の車と判断することで、自動的にゲートを開ける仕組みになっているものだ。

こういった「自動的に車のナンバーを読み取る技術」をあらゆるビジネスに応用しようという動きが、ここ最近、加速しているようだ。

ナンバー読み取りでチラシやDMの精度向上も

この記事は週刊『夏野総研』とのコラボレーションでお届けします

車のナンバーと紐付いている車検証からは、車の所有者の名前、居住地、車種、その車の購入時期などを把握することができる。そしてこの車検証は、不動産の登記簿データに近い扱いとなっており、2008年からは国の審査を通った業者には情報の一部が有料で提供されている。これが小売りやサービス業者にとって“宝の山”となり得るのだ。

たとえば、車のナンバーデータの蓄積からメイン顧客の住んでいる地域を特定できれば、セールなどのチラシを効果的にまくことができる。また、まだ実現している業者は見掛けないものの、「お客さんが(ショッピングセンター内に)来ている時にメールを打ったり、来てくれる頻度に合わせてDMを分けていくということもできると思う」(夏野氏)。

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【残る懸念は……】

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