冒頭でも触れましたが、みなさんの冷蔵庫をゴチャゴチャさせている「冷蔵庫の主」の正体、それは、もちろん人によって異なりますが、「◯◯のつゆ」「ドレッシング」「◯◯のたれ」がトップ3ではないでしょうか。
なかでも「ドレッシング」は1種類だと飽きがくるからと、つい次々と買ってしまいがちです。「冷蔵庫のポケットにドレッシングがゴロゴロしている……」というのもよく見る光景ですよね。
その揚げ句、使い切らないボトルがずっと冷蔵庫にあって困っているというご家庭は多いもの。雑誌やネットで「ドレッシング使い切りレシピ」などという記事もよく目にします。
これらをわざわざ買わなくていいため、冷蔵庫が一瞬でスッキリする「魔法ワザ」、それは私が考案した「魔法の調味料」を用意することです。
「何本も並ぶドレッシング」を片付ける方法
具体的に用意するのは、「安部ごはん」で提唱している「魔法の調味料」のうちの3つ、つまり「かえし」「みりん酒」「たまねぎ酢」です。これらを混ぜ合わせるだけで簡単に、その場で「ドレッシング」も「〇〇のタレ」も「◯◯のつゆ」も、簡単に準備できるのです。
たとえば、魔法の調味料「たまねぎ酢」は、みじん切りの玉ねぎとりんご酢で作るのですが、これさえ用意しておけば、さまざまな種類のドレッシングが簡単に作れるのです。
「たまねぎ酢」に、「オリーブオイル」と「塩こしょう」を加えれば、それだけで「イタリアンドレッシング」が簡単に完成します。
また、「たまねぎ酢」に、もう1つの魔法の調味料「かえし」を用意すれば、ドレッシングの種類は、もっとたくさん作れます。
「たまねぎ酢」に、ゆずと「かえし」を合わせれば「ゆずドレッシング」、大根おろしと「かえし」を合わせれば「おろしドレッシング」もあっという間に完成します。
「ドレッシングのベース」だけ作っておいて、サラダの種類や気分でアレンジするこの方法なら、もう「ドレッシング使い切り」に苦労する必要はないのです。
「安部ごはん」では、「ドレッシングは、今日食べる分だけ、個人の好みで、ちゃちゃっと『魔法の調味料』を混ぜ合わせて作ればいい」というので、わが家でも実践しています。
そうすれば、冷蔵庫をいつまでも占拠することはないですし、家族みんなが、自分の好きな味のドレッシングを食べることができます。
それになんといっても、手作りのドレッシングは本当においしい。野菜が苦手な子どももモリモリ食べてくれます。
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