令和初公表!47都道府県「幸福度」ランキング 4回連続でトップに立ったのは"あの県"だった

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そんな福井県を猛追しているのが富山県だ。2012年版から1位を維持している「生活」を軸に、その他の分野も上昇。前回の5位からランクアップした。

トップ5では、同じ北陸の石川県が4位に入った。3県の共通点は「仕事」「生活」「教育」の高さであり、回を重ねるごとに北陸3県の強さが鮮明になっている。さらに、上位の都道府県が本州の日本海側地域で形成されつつあることも興味深い。

こうした中で3位に食い込んだのが、過去4回連続で2位だった東京都だ。「基本指標」「文化」では、今も圧倒的な強さを誇っている。

その他の首都圏7県は、どのように推移しているのか。2012年版と比較すると、茨城県(24位→14位)、埼玉県(21位→9位)、山梨県(13位→7位)が上昇したのに対し、栃木県(17位→25位)、群馬県(18位→24位)、神奈川県(7位→21位)、千葉県(11位→28位)がランクダウンと、明暗が分かれた。

独自の強みを生かして上昇する県も

同様に2012年版との比較で上昇が目立ったのは、山形県(31位→8位)、新潟県(33位→18位)、佐賀県(29位→17位)だ。上昇の要因は異なるが、「基本指標」「生活」が比較的安定していることが共通項としてみられる。

下位5県は前回と同様だが、変化もみられる。沖縄県は2012年版の47位から今回は45位となった。異文化交流の進展などから「文化」の上昇が目立つ。

たとえ下位であっても、個別の指標の強みや伸びに着目して磨き上げれば、順位の上昇につながるといえそうだ。

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