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滑り止めの会社に就職する「ある学生の葛藤」 「好きな事を仕事にしろ」は理想論でしかない

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興味の持てない滑り止めの企業から内々定をもらった場合、もう一度就職活動をしたほうがいいのでしょうか(写真:mits/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

内定先の商材に興味を持てなければ、改めて就職活動を行ったほうがよいでしょうか?
現在、大学4年生の文系学生です。
憧れていた第1志望の企業に落ちてしまい、滑り止めで受けていた企業から内々定をいただきました。
内々定をいただけたのはうれしいものの、内定先で販売しているものがマニアックな製品ということもあり、自分に製品の理解ができるのか不安で、入社してから活躍している想像がつきません。
アドバイスなど、いただけましたらうれしいです。何とぞよろしくお願いいたします。
学生 よしだ

自分が「仕事」に対して何を求めるか

就職とは新しい自分との出会いであったり、新しい自分の発見の場でもありますから、現時点において製品が理解できなさそうである、という理由だけで辞退する必要はないでしょう。

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自分が仕事というものに対して何を求めるか、が究極的には大切ですから、まずはそれを考えたうえで決断を下すべきです。

その製品に明らかに市場性がないとか、将来性が見込めなそうとか、そもそも違法な製品やサービスであるなどという話であればもちろん考慮に値しますが、現時点における個人的な好き嫌いや理解に対する不安であれば辞退する決定的な要因とするべきではありません。

頂戴した内容ではどのような製品であるのかはわかりかねますが、マニアックという表現からはニッチ市場向けの製品であるのかと思われます。

そうであればその市場への参入障壁はどうなのか、競合環境や市場の成長性や海外に展開する可能性など、もっといろいろとほかに考えるべき要素は多いものと思います。

そうでなくとも、まだ学生で若いですから、現時点の好き嫌いや考えのみに応じて仕事を選んでしまうことはないでしょう。

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【一職業人の将来性を視野に入れるなら】

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