「営業万能」と語る34歳ベンチャー社長の行動術 空き駐車場予約アプリ「akippa」社長に聞いた

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「20代のうちに営業力を極めることも、人生の可能性を広げるんですよ」と語る『akippa』代表金谷さんの「営業に助けられた人生」とは?(写真:大室倫子)

新卒で営業職に配属されて数年、「営業しかできない」ことに焦りや不安を感じる20代もいるだろう。しかし、全国の空き駐車場予約アプリ『akippa』を運営する金谷元気さん(34歳)は「いや、20代のうちに営業力を極めることも、人生の可能性を広げるんですよ」と優しく教えてくれた。

実際に今、新しいシェアリングエコノミービジネスとして注目を集めるakippaの急成長には、金谷さんが20代で培った営業力が存分に生かされているという。「20代は営業力を極めることで、可能性を広げられる」、その言葉の真意を探るべく、金谷さんの「営業に助けられた人生」について聞いてみた。

200円の電車代が払えない」から始まった営業人生

小学生の頃、マンガ『キャプテン翼』の36巻を読んで「世界一のサッカー選手を目指す」と決意した金谷さんは、22歳までJリーガーを目指していた。引退するまでは「サッカーしかできませんでした」と笑う金谷さんだが、実際に当時はアルバイトさえ満足に続けられず、苦労した経験がある。

本記事は新世代の「働く力」育成メディア20’s type(運営:キャリアデザインセンター)からの提供記事です。元記事はこちら

「ファーストフード、ファミレス、魚屋さん、アイス屋さんなど、飲食店を中心にとにかくいろんなバイトをやったんですけど、僕は全く仕事ができなかったんです。あまりにも使えない奴だから、シフトに入れてもらえなくなって辞める、というのがいつものパターン。もうバイトが嫌で、僕は一生会社で働けないなって思っていました

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