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レクサスESが積むカメラ式ドアミラーの威力 今秋発売の上級セダンは、雨も夜も視界良好

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト

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雨天時でもサイドの風景がハッキリ見える画期的なシステムだ(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

トヨタ自動車が間もなくレクサスの新型セダン「ES」を日本市場に投入する。

「レクサスES300=日本名ウィンダム」

1990年代はじめにクルマに興味を持っていた人であれば、このテレビCMのフレーズが頭に残っているかもしれない。

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トヨタ自動車の「ウィンダム」は3代目「カムリ」から派生した〜このプロミネントは1989年のレクサス・ブランド発足に合わせて登場した「レクサスES」のベースになった。

しかし日本の5ナンバー枠に収まったボディは、海外市場ではむしろデメリットになったことが想像できる。レクサスはそれを見越して、5ナンバー枠にこだわらない新型を開発し、わずか2年後に2代目ESとして送り出した。これが日本ではウィンダムという名前で発売され、最初に紹介したCMが流れた。

ウィンダムはその後1996年に2代目、2001年に3代目に移行した後、2006年に販売を終了した。この間2005年には日本でもレクサス・ブランドが立ち上がり、「IS」「GS」「SC」が発売されたものの、ESは含まれなかった。

ESが日本に導入されなかった理由

このとき発売されたISはグローバルでは2代目、GSは3代目で、それ以前の車種は、日本ではトヨタブランドの「アルテッツァ」「アリスト」として販売されていたものと基本的に共通だった。

IS、GSとESの違いは、クルマに詳しい人であればおわかりだろう。後輪駆動か前輪駆動か、だ。

当時のレクサスがライバルとして想定していたのは、後輪駆動セダンを主軸に据えていたメルセデス・ベンツやBMWだった。国内市場ではその傾向を強調していた。ゆえにESのみならず、2005年以前から海外では販売していた前輪駆動ベースSUVの「RX」もラインナップに含まれず、しばらくトヨタブランドで「ハリアー」として販売が続けられた。日本でRXが発売されたのは2009年のことである。

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【その後、レクサスは軌道修正】

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