そもそも日本はいまだに製造業輸出がすべてだと思っているフシがあり、こういうソフトに関してはすべて本人頼みで、結果的に現在はたまたまクールジャパンという風が吹いているだけであります。韓国のように国を挙げて文化を輸出することにもっと予算を割いても良いのではないでしょうか。
みなさんがフォアグラ、ワインなどが高級品だと思って珍重しているのもすべて長年渡るフランス政府のキャンペーンの成果です。フランスは早くから自国文化を輸出することに熱心で、アジアではそれを韓国がやっていて、中国がそれに続くという状態です。
いずれにせよ、こういう予算までカットしに行った民主党は確かに「とても任せられない」政権であったことは間違いありませんね。ちなみに、の韓国政府の肝いりの歌手や芸能人も東南アジアでは通用してもアメリカでは全く通用しませんでした。理由はわかりませんが、ペヨンジュンもパパラッチもアメリカでは不発でした。
ところが・・
全米はおろか、世界中を席巻した韓国人歌手が突然出たわけです。そう、あの腹の出た中年の男、妙な踊りのカンナムスタイルですね。あれだけは韓国政府は一銭も出していないそうですが、歌手のPSYは全米の主要ネットワークを占拠したのです。皮肉と言えば皮肉ですがまあ、流行というのはそういうものかもしれません。
国民はアベノミクスに承認を与えたわけではない
しかし、いずれにせよ、日本政府はこの種の支出を渋り、つまらん公共事業や輸出振興にお金をかける傾向があります。安倍首相もクールジャパンとかいうなら、こういうものに支出を増やすべきではないでしょうか。
このままいくと秋口から冬にかけては、円安による燃料費の高騰で悲鳴が聞こえてくるでしょう。国民はアベノミクスに承認を与えたわけではなく、もう少し様子を見てみよう、と思ったに過ぎないと思います。このあたりを誤解しないで経済運営をするべきだろうと思いますけどね。いかがでしょう。
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