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都内を北へ南へ「環七」を走る急行バスの実力 鉄道計画の期待を乗せた縦貫ルート

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東京から千葉方面へ東西に走る京葉線。タテ方向の移動にはバスが便利だ(写真:ニングル / PIXTA)

「こことここの間に鉄道が通っていたら、もっと便利なのに」・・・・・・と、妄想を膨らませることがある。全国には、鉄道敷設の計画はあるが実現していない区間や、廃線になったためアクセスしにくくなったルートが数多く存在する。

こうした、鉄道でつながっていない駅と駅の間を繋ぐ方法を探し出すのが「ショートカット鉄」の発想の出発地点。実際に行ってみて実現性を確かめたり、予想もしなかったルートを見つけたりするのが醍醐味である。

シリーズ前回の記事では、西武鉄道の列車内で見つけたバス・ショートカット図をきっかけに、都内西部のタテ移動について理解を深めた。バス会社が補完するルートにより意外なほどスムーズに、別エリアにタテ移動できるのだ。

都内東側の「タテ移動」はどうなっているか

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鉄道路線図の首都圏東側に目をやると、東西(ヨコ)のアクセスは鉄道の大動脈が並んでいる。都心~千葉方面への輸送を担うのは南から京葉線、東京メトロ東西線、都営新宿線、総武線・・・・・・といった具合だ。

では、それらを結ぶタテ移動はといえば、1978年開業の武蔵野線(1988年京葉線西船橋~市川塩浜間の直通運転開始)、2000年に環状部分が開業した都営地下鉄大江戸線の存在が頼もしい。しかし、このほかのタテ移動はどのようになっているのだろうか。「そうだったのか、都バス」(交通新聞社)を執筆されたBJエディターズ編集長の加藤佳一さんにお話を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「首都圏東側のタテを結ぶルートでまず思い浮かぶのは、やはり『シャトル☆セブン』ですね」。調べていくにつれ、タテ移動にかける近隣住民の長年の願いが見えてきた。

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【環七を縦貫するバス「シャトル☆セブン」】

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