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13期増収!「広島市信用組合」のスゴい経営 カープお膝元の信組は何が特別なのか?

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  • 伊藤 歩 金融ジャーナリスト

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「Mazda Zoom-Zoomスタジアム」のスコアボードには「シシンヨー」の広告が出ている(筆者撮影)

広島東洋カープの25年ぶりのリーグ優勝に沸く広島市。その広島市に金融機関のお手本のような信用組合・広島市信用組合(通称シシンヨー)がある。

カープの本拠地「Mazda Zoom-Zoomスタジアム」オープン翌年の2010年シーズンから、同球場のスコアボードに広告を出している。オープン当初はコカ・コーラが広告を出していたスペースで、地元の有力地銀・広島銀行のスペースのざっと3倍以上だ。翌2011年シーズンからは、4~5月の時期にゲームスポンサーにもなっている。

業務純益は信金と比較してもベストテンに入る水準

シシンヨーの2016年3月期経常収益は154億9500万円。目下13期連続増収が続いている。78億円の業務純益は信用組合としてはベスト3級、信用金庫と比較してもベストテンに入る水準で、地銀なら中堅クラスとほぼ同等だ。

一方預金量は2016年3月末時点で5484億円と、信用組合の中ではベスト5の常連だが、信用金庫と比較すると中の上、もしくは上の下程度の水準でしかない。

信金中堅なみの預金量で、地銀中堅なみの利益を稼ぎ出している要因は、どこにあるのだろうか。

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【地銀中堅なみの利益を稼ぎ出している要因は?】

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