東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

「将来が不安=保険」は完全に間違っている 加入を固辞し続けた元ニッセイ職員が語る

8分で読める
  • 工藤 将太郎 クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長

INDEX

最低限の保険に入るとすればなにがいいのでしょうか?(写真 :Good morning / PIXTA)

若い人のリスクは大きな病気にかかること

世の中にはいろいろなリスクがあります。その中でも、老後と死はほとんどの方が持っているリスクです。年をとらない人はいません。死なない人もいません。つまり、老後(引退後)の生活費と、自分の死後に遺族が困らないための資金準備は全員共通ということです。

保険に加入する人の動機も、この2つに備えるためといえるでしょう。生保加入率で見ると、20~30代で大幅に上昇し、60代でも80%を維持しています。

ただし、現在20~30代の若い人にとって、老後や死はまだ遠いリスクといえます。備える時間が十分ありますので、保険以外の方法を検討することもできるでしょう。たとえば積立貯金で増やしていくにしても十分な時間がありますし、運用率で考えれば投資で備えたほうが効率的かもしれません。

日本で最大手の保険会社、日本生命にかつて勤めていた私も、結婚して子供ができるまで実は生命保険には入っていませんでした。老後と死亡時のリスク対策として自分に最適な手段はなんだろうと考えた時に、保険よりも投資・運用のほうがよいと考えていたからです。

次ページが続きます:
【20~30代の人に必要な対策とは?】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象