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ビジネス #なにわ社長の会社の磨き方

日新化成工業の「動物園経営」がユニークだ 社長は蜜蜂、社員はコンドルやポニーに

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  • 竹原 信夫 日本一明るい経済新聞 編集長

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スピードが自慢のポニー田中さん。プラカードには行動目標と動物の写真

日新化成工業は、発泡スチロール製品を日本で最初に生産するなど、約60年の歴史を誇る発泡プラスチック成形メーカーです。

こちらの全社運動がユニークなんです。職場を動物園に見立てて、「Nissin Zoo」運動を展開しています。社長の片岡洋一さんは、入社するまで高校の理科・生物の先生でした。その経験を生かして、自然界を参考にした「生物経営」をやってみよう、と思い立ったのです。

キャッチフレーズは、「Nissin Zooは不思議いっぱい」です。社員全員、キャラクターネームを持っています。園長である社長は、蜜蜂です。

「わが社のことを好きになってくれるお客さんを求めて飛び回ります。そんなお客さんを見つけたら、8の字ダンスよろしく、社員に伝えます」

動物に見立てて行動目標を設定

この連載の過去記事はこちら

鋭い目でクライアントという獲物を探すコンドルや、小さいけれどスピードが自慢のポニーなど、社員が自らを動物に見立てて行動目標を設定しています。今年は動物だけでなく、忍者も誕生しました。撒菱(まきびし)や手裏剣のような他人が使わないツールでパソコンを駆使し、密かに素早く仕事をこなすことを誓っています。

会社の人事で、皆さん悩まれるのが「目標管理制度」という代物です。

営業成績○%アップ、事務経費○%減、部下の育成、種々の資格獲得などなど……。人事部に言われるまま年初に何とかひねり出しますが、だいたいは中間期や年度末の人事評価時期まで、すっかり忘れています。新聞社時代のボクがそうでした。何のための目標管理制度かいな、とよく思ったものです。

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【「動物目標管理制度」とは?】

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