「マツコ×夜の巷」がここまで人気になる理由

テレ朝の深夜番組がトヨタ社長も呼び寄せた

数々の番組で司会者として辣腕を振るうマツコ・デラックス(写真は2012年6月、撮影:今井 康一)

テレビ朝日系で毎週木曜深夜0時15分から放送している「夜の巷を徘徊する」(一部地域を除く)。レギュラー番組を数多く抱える人気タレントのマツコ・デラックスが、その名のとおり、夜の街をブラブラ歩いて、気になる店に入ったり、通りすがりの人に声をかけてみたりなどの様子を放送する番組だ。

2015年4月に深夜枠でスタートして半年とまだ歴史は浅いものの、毎週木曜よる11時15分から同じくテレ朝系で放送している人気トーク番組「アメトーーク!」の直後という時間帯のよさも手伝ってか、「夜の巷を徘徊する」は早くも人気番組に成長した感がある。

10月1日(金)には、早くも初のゴールデン進出を果たした。夜7時からの3時間特番で放送され、平均視聴率は12.7%を記録。同時間帯に放送された「あのニュースで得する人損する人」(日テレ系、12.4%)、「プレバト!!才能ランキング」(TBS系、12.6%)、「VS嵐」(フジテレビ系、9.7%)など他局の番組を押さえたのだ。競合の他局がアイドルや芸人を大挙動員したのに対し、「夜の巷を徘徊する」で起用したタレントは基本的にマツコ1人。コストパフォーマンスを考えてもかなりの優良番組といえるだろう。

夜の街歩きには、ほかにはない魅力がある

「街歩き番組」は数々あれど、こちらの番組の特徴はマツコが夜の街を歩くところにある。昼と夜では街の顔が変わる。だから同じ場所を歩いていてもどこか新鮮さがあり、ほかの「街歩き番組」とはまた異なる魅力が醸し出される。夜、開いている店ということで、どうしても飲み屋街が多くなるが、そういう店の人たちと絡むマツコはさすがに手慣れたものだ。

店に入る時も、中のお客さんに気遣い、極力邪魔にならないようにと、注意を払う。あの大きな体を小さくして、「ごめんね~ごめんね~」と歩くマツコの気遣いぶりには目を見張るものがある。

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