4月に入ってから、次々に新番組が始まっています。その中でも相変わらず好調なのが日本テレビ。
筆者は『テレビの秘密』出版後、「日本テレビはなぜこんなに強いと思いますか」とよく聞かれるのですが、最近大人気の「月曜から夜ふかし」のスペシャル番組と「行列のできる法律相談所」の再放送を見ていて、その理由のひとつを発見しました。
「素人発掘」の秀逸さ
「月曜から夜ふかし」(毎週月曜夜23時59分~放送)は、「世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり、突っ込まなかったりする番組」。
村上信五(関ジャニ∞)さんとマツコ・デラックスさんが、世間でひそかに話題になっていることが書かれた「○○の件」のカードを選定し、その問題を現地で調査したVTRが流れます。
先日放送された「月曜から夜ふかし 日本の大大大問題 春の一斉調査SP」(3月31日 夜21時〜放送)では、主に次の6つの問題を取り上げました。
①仙台市民 日本五大都市勘違い問題
②京都 vs. 滋賀 琵琶湖の水をめぐる争いに新展開
③平塚市ラップで街をPR問題
④村上の関西弁問題
⑤桐谷さん春の大掃除問題
⑥ザ行が言えないお母さん スタジオに登場
①〜④は、この番組の定番で、地方で暮らす人々のお国自慢。⑤は将棋棋士の桐谷広人さんの大掃除に密着。桐谷さんは株主優待で暮らしている投資家としても有名で、この番組をきっかけに大ブレークしました。
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