週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #鉄道最前線

銀座線渋谷駅「6日間運休」で挑む工事の全貌 ホームを表参道寄りに130m移設、幅も広く

5分で読める
2/3 PAGES

今回、6日間電車をストップさせて工事する理由は、もともと線路があった場所に新ホームを造る必要があるためだ。2本ある既存の線路を撤去してそれぞれ外側に移設し、線路の間に幅約12mの新ホームを設置する。

作業は12月27日の終電が終わった後、28日の0時56分に開始。6日間で延べ5000人が24時間体制で工事を続ける。おおむね最初の3日間で線路を移設し、その後の3日間で空いたスペースにホームを造る予定だ。

28日朝の時点での進捗は順調で、「線路の撤去はすべて終わり、早いところではホームの土台になる支柱を立てる作業を始めている」(西川技術課長)。新ホームは五輪開催までにホームドアを設置する予定のため、「ホームを支える鉄骨と、その上に載せるコンクリートの土台をこの期間内にしっかりと造ることが工事のポイント」と話す。

難しいのは「屋根があること」

西川技術課長によると、今回の工事でとくに難しいのは2点。1つは工事箇所の一部がJR埼京線の線路上にかかっていることで、「絶対に落下物がないように徹底的に対策し、とくに重要な作業については同線の走らない深夜に行う」という。

そしてもう1つは、ホームとなる部分を覆う屋根の存在だ。

銀座線渋谷駅の移設工事

  • 左が新ホームの屋根。クレーンで資材を搬入している 左が新ホームの屋根。クレーンで資材を搬入している
    (撮影:尾形文繁)
  • クレーンの隣の部分は側壁に搬入用の開口部がある クレーンの隣の部分は側壁に搬入用の開口部がある
    (撮影:尾形文繁)
  • 新ホーム使用開始後、明治通り側にできる改札の入り口 新ホーム使用開始後、明治通り側にできる改札の入り口
    (撮影:尾形文繁)
  • 撤去した線路の砂利はシューター(右)で地上に落とす 撤去した線路の砂利はシューター(右)で地上に落とす
    (撮影:尾形文繁)
  • 工事の説明をする東京メトロ改良建設部の西川祐技術課長 工事の説明をする東京メトロ改良建設部の西川祐技術課長
    (撮影:尾形文繁)
  • 作業開始前の様子。旧ホームに到着した電車が見える 作業開始前の様子。旧ホームに到着した電車が見える
    (写真:東京メトロ提供映像より)
  • 既存の線路(左側の2本)を撤去する作業の様子 既存の線路(左側の2本)を撤去する作業の様子
    (写真:東京メトロ提供映像より)
  • 既存の線路撤去が終わった様子 既存の線路撤去が終わった様子
    =モニターの映像より(撮影:尾形文繁)
  • 線路を撤去した場所にホームの支柱を立てていく 線路を撤去した場所にホームの支柱を立てていく
    =モニターの映像より(撮影:尾形文繁)
  • 新ホーム部分の橋脚は3本。かつての高架橋は7本あった 新ホーム部分の橋脚は3本。かつての高架橋は7本あった
    (撮影:尾形文繁)
  • かつての渋谷駅付近。左の高架線部分が新ホームになった かつての渋谷駅付近。左の高架線部分が新ホームになった
    =2014年4月(記者撮影)
  • 2016年11月の線路切り替え工事の様子 2016年11月の線路切り替え工事の様子
    (撮影:尾形文繁)
  • 2016年11月の線路切り替え工事の様子 2016年11月の線路切り替え工事の様子
    (撮影:尾形文繁)
  • ビル内にあった従来の銀座線ホーム ビル内にあった従来の銀座線ホーム
    =2016年11月(撮影:尾形文繁)
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子 2016年の線路切り替え工事直前の様子
    (撮影:尾形文繁)
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子 2016年の線路切り替え工事直前の様子
    (撮影:尾形文繁)
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子 2016年の線路切り替え工事直前の様子
    (撮影:尾形文繁)
  • 通常は見られない折り返し運転の「青山一丁目行き」電車 通常は見られない折り返し運転の「青山一丁目行き」電車
    (撮影:尾形文繁)
  • 運休と折り返し運転を告知する表参道駅の案内板 運休と折り返し運転を告知する表参道駅の案内板
    (撮影:尾形文繁)
  • ホームドアにも運休の告知が ホームドアにも運休の告知が
    (撮影:尾形文繁)
1/
  • 左が新ホームの屋根。クレーンで資材を搬入している
  • クレーンの隣の部分は側壁に搬入用の開口部がある
  • 新ホーム使用開始後、明治通り側にできる改札の入り口
  • 撤去した線路の砂利はシューター(右)で地上に落とす
  • 工事の説明をする東京メトロ改良建設部の西川祐技術課長
  • 作業開始前の様子。旧ホームに到着した電車が見える
  • 既存の線路(左側の2本)を撤去する作業の様子
  • 既存の線路撤去が終わった様子
  • 線路を撤去した場所にホームの支柱を立てていく
  • 新ホーム部分の橋脚は3本。かつての高架橋は7本あった
  • かつての渋谷駅付近。左の高架線部分が新ホームになった
  • 2016年11月の線路切り替え工事の様子
  • 2016年11月の線路切り替え工事の様子
  • ビル内にあった従来の銀座線ホーム
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子
  • 2016年の線路切り替え工事直前の様子
  • 通常は見られない折り返し運転の「青山一丁目行き」電車
  • 運休と折り返し運転を告知する表参道駅の案内板
  • ホームドアにも運休の告知が

次ページが続きます:
【撤去した線路の砂利はシューターで地上へ】

3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象