最新!「有名企業への就職率が高い大学」TOP200

トップは東京工業大学、理系大の就職率高い

東京工業大と一橋大の学部構成は対照的で、就職先企業の顔ぶれが異なるのは当然だ。メガバンクはAIの導入で、一般職を中心に採用を減らしている。しかし、一橋大は昨年と変わりない人数が就職しており、総合職に相変わらず強いことがわかる。

また、東京工業大はヤフーの就職者が多く、一橋大は楽天への就職者が多くなっている。一橋大が楽天の三木谷浩史社長の母校だからだろうか。ちなみにヤフーの一橋大就職者はゼロだった。

以下は3位国際教養大学、4位名古屋工業大学、5位東京理科大学、6位電気通信大学、7位早稲田大学、8位九州工業大学、9位大阪大学と続く。10位の京都工芸繊維大学は昨年の20位から10位に躍進した。

理系大学の強さが際立っており、トップ10では半数の5校を占める。総合大学でも早稲田大は理工系が3学部、大阪大も3学部あり定員は多い。

トップ10以外でも、13位に豊田工業大学、15位に芝浦工業大学、18位に豊橋技術科学大学が入るなど、比較的規模の小さな理系大学も上位に入っている。

大手企業側は理系人材採用に躍起

企業の採用支援を行っているワークス・ジャパンの清水信一郎社長は、「今は各企業とも狙いは理系人材の採用です。メーカーにとってみれば開発人材ということになりますが、例えばサービス分野でも、IT、AIの導入は当たり前になってきており、自社にそれをわかる人がいないことには、導入に当たって相手と渡り合っていけないことがあります。どのような業種の企業でも、理系の人材の採用意欲は高いため、この実績になっているのでしょう」と言う。理系の人材は、どこでも引っ張りだこだ。

単科大トップは3位の国際教養大だ。昨年より実就職率はアップしている。2004年に開学し、国際教養学部のみの単科大だ。授業はすべて英語で行われ、1年間の留学が必須。1年次は全学生が外国人留学生と寮生活を送る。4年で卒業する人は少ないが、有名企業への就職者は多い。就職先企業にも特徴があり、文系学部で人気の銀行への就職者が少なく、メーカーへの就職者が多い。

一方、これとは対照的に実就職率が下がっているのが女子大だ。女子大トップは36位の東京女子大学だが、400社の実就職率は、昨年に比べて1ポイントダウンしている。他にも38位の学習院女子大学、44位の日本女子大学、47位の聖心女子大学、59位のフェリス女学院大学などの実就職率がダウンしている。メガバンクなど、銀行の採用減が響いたと見られる。

女子大全体で集計すると、昨年の9.8%が9.1%に下がっている。この逆風の中でも、41位の津田塾大学のように、昨年より実就職率をアップさせている女子大もある。

最後に有名大学を見てみよう。日本最難関の東京大学は26位にとどまっている。国家公務員になる卒業生も多く、有名企業への就職者が伸びないこともあるようだ。慶應義塾大学は就職者3人以上の企業しか公表していないため、ランキングの集計外になっているが、それだけで集計しても400社の実就職率は41%にもなる。表中4位に入る計算で、私立大トップに立つ。三田会など卒業生のネットワークが強固なこともあって、就職に強いことは揺るがないようだ。

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