ドラフト1位での華々しい入団から、わずか5年間、27歳での引退。しかもチーム1の元気なキャラクターで知られていたブライトさんがうつ病だったことに驚きの声が上がったほか、ねぎらい、応援、感謝などのポジティブなコメントが次々に書き込まれました。
ところがブライトさんの告白はそれだけで終わらず、前述の通り、11月4日、ドラゴンズへの感謝とともに「ひとつの誤解を正すため」に思いを込めた文章を公開したのです。
ブライトさんは何を語り、その背景にはどんなことがあり、私たちは何を学べばいいのか。感動的な美談のようであり、反省すべき教訓のようでもあるブライトさんのエピソードとコメントを掘り下げていきます。
ブライトさんが正したかった「ひとつの誤解」
まずブライトさんがアップした「中日ドラゴンズへの感謝と願い」について。正したい“ひとつの誤解”とは何なのか。
ブライトさんは「すみません。限界です」というフレーズから文章をはじめました。いかに苦しい日々を過ごしていたかが伝わってきます。その言葉を伝えられた担当スカウトの正津英志さんはすぐに遠征先のホテルに駆けつけ、「野球より命やぞ」と声をかけてくれたと言います。
正津さんから連絡を受けた井上一樹監督はすぐに話し合いの場を設けて、「もう一日だけやってみて、また教えてくれ。今日は試合に出さないから、楽しめ」と言ったそうです。その翌日、ブライトさんから「限界です」と伝えられた井上監督は「休もう」と返したほか、彼の妻に電話をかけて「ブライトを帰すから、よろしく頼みます」と語りました。


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