中学受験の本番が近づき、そろそろ受験校を絞り込む時期。第1志望校には最後まで挑戦させたいものの、合格の可能性を考えれば、併願校選びもおろそかにはできません。複数回の入試を実施する学校もあるなか、憧れの学校にはどこまで挑戦すべきなのでしょうか。
『決定版 中学受験必笑法』を上梓した教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、「第1志望以外はすべて第2志望」と考えることを勧めます。偏差値に振り回されず、子どもが前向きに受験に臨むためにはどうすればいいのか。偏差値の正しい活用法や、後悔を減らすための併願戦略について解説します。
第3志望や第4志望など順位をつける必要はない
メディアではいろんなひとが「偏差値なんてくだらない」と言います。たしかに偏差値の高さを学校の価値だと思うのは完全に間違っています。
むしろ自分の好きな学校の偏差値が低いというのは、入りやすいということなので、すごくラッキーなことだと思っていいと思います。
テーマパークに遊びに行って、自分の好きなアトラクションの行列が少なかったらラッキーって思うじゃないですか。学校も同じです。
偏差値に関係なく、「この学校もいいな」「この学校に自分が通っている姿もイメージできる」と思えるところがたくさんあればあるほどいい。
そのなかでも優先順位が特段高い学校が第1志望です。そして、ここがポイントなのですが、それ以外をぜんぶ第2志望だと思ってください。
第3志望や第4志望などと順位をつける必要はありません。第1志望校以外はぜんぶ同率2位の第2志望で、「第2志望群」とでも呼びましょうか。「ぜんぶ受かっちゃったらどこに行くか困っちゃうよね」くらいにのんきなことを言っていればいいと思います。


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