皮膚にできた少し盛り上がった赤い発疹が特徴で、頭皮(特に髪の生え際)や肘、膝、股下などに出やすい。半数近くの人がかゆみを訴え、そのほか爪の変形や関節炎を伴うこともある。
今のところ完治する方法はなく、塗り薬や飲み薬でいったん治まっても、同じ場所に再発してしまう。発疹はまた、しばらくすると白く、かさぶたのようになってポロポロと剥がれ落ちる。これを鱗屑(りんせつ)といって、典型的な症状だ。
冒頭で鈴木おさむさんが病気を公表したと紹介したが、このほかに、モデルの道端アンジェリカさん(40)も、乾癬であることを公表し、疾患啓発活動に取り組んでいる。
なりやすい体質は遺伝する?
では、どんな人が乾癬になりやすいかというと、具体的なきっかけは明らかになっていない。発症してからは、リスク因子として糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、肥満などが挙げられる。これらに精神的ストレスや服用する薬、不規則な生活などの要因が重なって悪化することがある。
乾癬患者のほとんどが当てはまる尋常性(じんじょうせい)乾癬は、20代と、40~50代に2つピークがある。 20代で発症するケースでは、その背景に遺伝性が関係することもあり、日本では乾癬患者の5%前後が遺伝性のある若い乾癬患者だという(ちなみに、欧米は20~40%程度と、遺伝性の割合が高い)。
佐藤氏が中学生の患者の両親に話を聞くと、どちらかが乾癬だったということが時々あるという。


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