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日本の遺児のための募金がアフリカに流出?
あしなが育英会の「あしなが学生募金」をめぐり、2016年から25年までの10年間、集まった寄付金の半分(約6億9千万円)がアフリカの遺児支援に充てられていたことが拡散。多くの寄付者に知られていなかったこともあってか、ネット上で激しい論争が巻き起こっている。
事の発端は、物価高などの影響により日本国内で奨学金を求める声が急増する一方、資金不足から国内の申請者の約4割が不採用になっていた事実がSNSなどで拡散されたことだ。「国内の困窮した子どもたちが救われていないのに、募金の半分を海外に回すのは納得がいかない」「街頭で『日本の遺児のため』と誤認させるような呼びかけをしていたのではないか」といった批判が殺到し、いわゆる炎上状態となった。
一方で、育英会側のアフリカ支援の理念に理解を示す声や、当時の規約に基づいた運用であったことを指摘する擁護論もあり、寄付金の透明性と配分をめぐる議論が広がっている。なお、あしなが育英会がアフリカ遺児支援に乗り出したのは2014年のことで、16年からは街頭募金の半額がアフリカ支援に充てられるようになり、この運用は26年1月(25年秋の募金)まで続いた。26年からは、学生募金の寄付は全額が国内の遺児らの奨学金に充てられている(育英会としてのアフリカ遺児支援は、別の財源で続けるとしている)。


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