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プライム会員には追加料金なしの生成AI「Alexa+」日本上陸、アマゾンはなぜChatGPTと同じ月額3000円のAIを家庭に持ち込むのか

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Echo Dot Echo Time Echo Show
発表会場に展示されたEcho Dot、Echo Time、Echo ShowなどAlexa+対応のデバイス(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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Alexa+の料金は、早期アクセスの終了後に月額3000円になる。終了時期は明らかにしていない。プライム会員は追加料金なしで使え、日本のプライムは月額600円、年額5900円なので、単体のAlexa+はプライム会費の5倍だ。

アメリカでも単体料金はプライム会費より高い。アマゾンは2025年2月26日にアメリカでAlexa+を発表し、単体で月額19.99ドル、プライム会員は無料とした。ただしアメリカのプライムは月額14.99ドルで、Alexa+は会費の1.3倍にとどまる。プライム会費がアメリカの3分の1以下の日本では、「プライムなら無料」の意味合いがアメリカより大きくなる。

早期アクセス終了後も、プライム会員は追加料金なしでAlexa+を使える(写真:筆者撮影)

3000円という値付けは、ChatGPT Plus(月額3000円)や、グーグルの生成AI「Gemini(ジェミニ)」の有料プラン「Google AI Pro」(月額2900円)と同じ水準だ。いずれもスマホやパソコンの画面で使うサービスで、アマゾンはAlexa+にこれらと同じ値札を付け、それをプライム会員に無料で配っている。

アマゾンジャパンでプライム事業を統括する鈴木浩司バイスプレジデントは、発表会で「追加料金なし」を繰り返し、Alexa+を配送特典やPrime Videoと並ぶ会員特典として位置づけた。買い物のしやすさだけでなく、Prime Videoで「みんなで笑える映画が見たい」と相談し、Amazon Photosに「2年前の沖縄旅行の海の写真を見せて」と頼むといった、プライムの他の特典と組み合わせた使い方を示した。

早期アクセスは、対応するEcho、Fire TV、パナソニックとJVCのFire TV搭載テレビの利用者に順次案内する。一部の機種は対象外だ。同じ29日には、Alexa+向けに設計したベッドサイド用のスマートクロック「Echo Time」(3万5980円)と、新型の「Echo Dot」(1万7980円)も発売した。

スマートクロック「Echo Time」。左からグラファイト、グレーシャーホワイト、コーラルピンク(写真:筆者撮影)

日本語版に1年8カ月かかった理由

アメリカでの発表から日本での提供開始まで1年8カ月かかった。アマゾンが説明した理由の一つは、70以上のモデルそれぞれが日本語で正しく動くかの検証だ。もう一つは日本の家庭に特有の機器で、テレビやエアコンを赤外線の信号で操作するスマートリモコンはアメリカにはなく、動作確認に時間を要したという。

Alexa+と連携するスマートホーム機器のブランド(写真:筆者撮影)
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