自分が楽しいと感じなければ、楽しい予定になることはなく、長続きもしません。フィギュアの大人買いや、月に1度のアニメショップ通いでも、自分が楽しいと感じられるならば、それは立派な趣味であり、誰に恥じる必要はないと思います。
自分が心から楽しめるものを手に入れることができれば、日常生活に「予定」と「目的」が生まれます。1週間の仕事を終えて、ようやく週末を迎えても、「やることがない」とか、「やりたいこともない」と考えてしまう休日は、時間のムダ遣いにつながります。
休みの日に明確な目的があるという実感が、人生の「張り合い」になるのです。
自分は何が好きだったのか?
自分が熱中できる趣味と出会うためには、「自分が何をやっている時に楽しいと感じるのか?」を自覚することが大切です。自分は何に興味があって、どんな時に楽しくなれるのか?
仕事に追われて慌ただしい毎日を過ごしていると、意外に自分の興味や関心を見失いがちです。「自分は何が好きだったのか?」と冷静に自分自身と向き合うことが、楽しいことや熱中できる趣味を見つけ出す手がかりになります。
小学生の時に「昆虫採集」に熱中した経験があるならば、今だからこそできるスケールの大きな虫集めを始めるのもいいと思います。「いい大人が昆虫採集なんて」と感じるかもしれませんが、私が尊敬する解剖学者の養老孟司先生(東大名誉教授)は、88歳になられた現在でも、大好きな虫を捕るために東南アジアなどへ足を運ばれています。
その姿は活力に満ちあふれており、何かに熱い思いを抱いている状態こそが、人間にとっての幸せであると感じさせてくれます。


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