なぜ、そんな書き方をするのか。そう社長に聞くと、「うちみたいな小さな工場に大量の注文が来ても、納品できませんから」という答えが返ってきました。
長年、特定の大企業の仕事だけを請け負ってきたため、「期日までに確かな品を、遅れずに納品すること」が何より大切だったのでしょう。
新しい顧客に向けて、「自分たちには何ができるのか」を伝える発想に慣れていなかったのです。
そこで私は、「数字のチカラ」を借りることを提案しました。
たとえば、この工場なら、「弊社は小さくて、少量しか作ることができません」ではなく、「弊社は社員20名で、ネジなら1日約1万本を生産しています」と書く。
「注文をいただいたら、一生懸命頑張ります」ではなく、「ネジなら月20万本を、安定して納品できます」と書く。
印象をガラリと変える「数字のチカラ」
同じ会社について説明しているのに、受ける印象は大きく変わります。
数字を入れることで、控えめな表現が、自然に具体的な強みへと変わるのです。
何より、実績を数字で表すことは、嘘でも過大な表現でもありません。
生真面目な社長にとっても、安心して使えるPR方法です。


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