加えて、ガスが通じてない場所でもIHで営業できるので、出店できる物件の幅が広がる。排気やガスの設備面でこれまでパンチョが出店できなかった駅ナカ商業施設やフードコートなどへも進出できると考えている。
ただし、そうした場所は家賃も高いので単価を上げていく必要がある。パンチョの単価が1000円に対し、ごちスパは1350〜1400円だ。
「スープパスタブームもあってか他のスープパスタ店は単価2000円を超えるような『ハレの日使い』のお店も多い。ごちスパが目指すのは、特別な贅沢ではなく日常の中のごちそう。今日は仕事を頑張ったので美味しいものを食べて帰ろう、とか、ちょっとしたご褒美で楽しめる絶妙な価格帯の店を目指しています」と野尻氏。
ナポリタンのノウハウで勝つ。「2030年・30店舗」へのロードマップ
まずは老若男女が集まる代々木で反応を見つつ、業態をブラッシュアップしていく。「代々木の街は社会人から学生、地元の人、最近は外国人も増えており多様な層がいる街。女性客ばかりに振りすぎず、ここでどの客層に刺さるか反応を見ていきたい」と野尻氏。
将来的には2030年までに合計で30店舗まで広げたい考えだ。ごちスパ単体の店舗と、ロードサイドを中心にパンチョとの二刀流店舗を半々ほどの割合を想定している。「スープパスタ店が増えている中で、長年、スパゲッティ専門店として培ってきたノウハウを生かして、僕らがやることに意義があるスープパスタ店にしたい」と意気込む。


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