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松山千春は「偉そうで苦手」でも歌は好き…デビュー50周年"とことんフォーク"な歌が《圧倒的に愛され続ける》理由

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松山千春
現在、デビュー50周年イヤーを駆け抜けている松山千春(70歳)(画像:KBCテレビ公式サイトより)
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松山千春は出演回数こそ少ないが、「ザ・ベストテン」で伝説を作り、「知る人ぞ知る」から老若男女に知られていったのは間違いない。そういった意味では、事務所やプロデューサーがキャスティングするのではなく、曲のランキングで出場歌手を決める番組だからこそ生まれた、キーマンの1人と言えるだろう。

時代は昭和から平成に移り変わり、90年代、J-POP時代が幕を開ける。しかし、そのうねりの中でも、変わらず「フォーク魂」を貫く松山千春が過去の人になったかといえば、むしろ逆。彼のスタンダードナンバーともいえる『大空と大地の中で』が世に広く知れ渡ったのは、この時期である。

『大空と大地の中で』は、77年発売の1stアルバム『君のために作った歌』の収録曲。ファンの間では名曲と認知されていたが、91年、雪印乳業の「北海道ギフト」のCMに使用され、全国区で大きな話題に。

さらに96年、岸谷五朗主演のフジテレビ系ドラマ『みにくいアヒルの子』が放送され、松山千春の『君を忘れない』が主題歌、『大空と大地の中で』が挿入歌として使用された。2曲ともドラマのヒットとともに広がり、愛されるようになったのだった。

2010年に新宿の「東京厚生年金会館」が49年間の営業に幕を下ろし、ラストライブを行ったのが松山千春だった(画像:U-NEXTの松山千春特集ページより)

松山千春を「嫌い」と言いながら、カラオケで熱唱する人々

この歌は、酪農の経営が難しくなっていた友人に向けて、松山が作った歌なのだという。そして、北海道のご当地ソングとも言われているが、日本全国、この歌がまるで心の故郷のように、いろんな場所で、多くの人に届いている

「果てしない大空と……」という最初の部分で、縮こまった心がふっと解放される。

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