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ライフ #「フシギな物件」のぞいて見てもいいですか?

墨田区の「巨大団地の地下にある"驚きの空間"」全長1.2キロある《白鬚東アパート》内部に広がっていたフシギな光景

9分で読める
白鬚東アパート 防災
雨が続いた9月、“防災団地”を訪ねた(写真:筆者撮影)
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ヘルメットをかぶって地下空間に降りると、目の前には長い通路が延びていた。

住棟の下につくられた地下空間(写真:筆者撮影)

ここは住棟の地下につくられた「トレンチ」と呼ばれる空間だ。こちらも全長は約1.2km。非常時には、連絡通路や資材の運搬通路として使うことも想定されている。

住棟の下にある「大量の水」

通路の脇にあったのは巨大な受水槽だ。

通路の脇にある受水槽(写真:筆者撮影)

103基あり、約3000㎥(約3000トン)の水を蓄えることができる。非常時に避難してきた人へ飲料水を提供するためのもので、水は貯めたままではなく、普段は住民の生活用水として使われている。

前編で見た地上の非常用給水栓設備から出るのは、この受水槽の水だ。災害時には非常用ポンプを動かし、地上の給水栓から供給する。防災訓練では給水の訓練が行われているという。

さらに、飲料水とは別に、スプリンクラーなど防災設備に使う水も約3万トン確保されているという。

地上を歩いていたときには、住棟の下にこれだけの水があるとは想像もしなかった。

たくさんの設備装置や管がある(写真:筆者撮影)

また、非常災害時に外部からの電力供給が停止した場合でも、防災機器を約7日間動かせるように非常用発電設備もある。発電機は施設内に8基あり、現在も定期的に作動させ、メーカーによる点検も行われている。

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