また、観光名所として有名な京都御所は、京都人にとって観光名所ではなく、ときに通勤や通学の道だったりもする。敷地内には砂利敷きの通路が縦横に走っており、中を通ると丸太町通から今出川通へ、または寺町通から烏丸通方面へと抜けることができる。
信号のない、緑いっぱいの敷地内を通れば、車の混雑も避けてスムーズに移動することができるというわけだ。そして、そんな植物園並みに自然豊かな園内を散策すれば、秋らしさを十分に満喫できる。大きな銀杏の木がいたる所にあり、黄色の絨毯になっているエリアを散策するのも乙である。
ちなみに京都御所とは、正式には広大な京都御苑の中に位置する、宮内庁が管理する皇室関連施設のことを指す。ただし京都人は、緑地が広がる京都御苑のことも全部ひっくるめてシンプルに「御所」と呼んでいる。御所内には砂利道が続いているのだが、その砂利道には人が一人が歩けるくらいの細〜い小道がある。
これは自転車が通るうちに自然とできた小道で、自転車に乗っている人はたいていこの小道の上を走る。苑内どの道にもあるので、御所を訪れた際にはチェックしてみるのも面白い。
赤く色づくドライブウェイを走り抜ける
最近教えてもらった京都人の秋の楽しみ方、それは車に乗ったまま紅葉を楽しむ方法。京都の西に位置する観光地「嵐山」から「高雄」まで、全長約10kmのドライブウェイ「嵐山–高雄パークウエイ」がある。道は山の中を縫うように続いており、秋には道沿いの木々が色づき、まるで紅葉のトンネルを通り抜けるような感覚でドライブが楽しめる。混雑も行列もない。
途中には展望台がいくつかあるのだが、中でもオススメは、保津峡展望台。保津川の流れと山々が織りなす渓谷を見下ろせ、大勢の観光客で賑わう嵐山とはまた違った角度から、紅葉に彩られた保津峡を楽しめる。


※ログイン後、コメント入力が可能です。