スタート地点から目を奪われるような“絶景”が広がっていた。吸い込まれそうなほど青色の空に、綿菓子みたいな白色の雲。視界を遮るようにそびえ立つ荒々しい岩肌の山。武庫川の清流が白い飛沫を上げながら、心地いい音を立てて流れている。10月にもかかわらず、ツクツクボウシの鳴き声も聞こえた。
ハイキングコースには鉄道の「枕木」がそのまま残されていた。そのほとんどが地面に埋まっている場所もあれば、足をつまずいてしまうほど凸凹な場所。枕木の間に石が敷き詰められている場所などがあり、耳を澄ませば列車の音が聞こえてきそうだ。
これは速度制限標識なんだろうか。道中には「60」と書かれた、錆びだらけの鉄看板が設置されていた。転落防止用の柵も錆びだらけ。だがしかし、黄色と黒色の模様が一部だけ見える箇所もあった。なお柵の高さは、身長168センチの私の腰の高さと同じくらい。万が一の事故が起きないためにも、柵にはあまり近づかない方がよさそうだ。
ホラー版「千と千尋の神隠し」正直な感想
スタート地点から10分ほど歩いたところで、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界観を彷彿とさせるようなトンネルの姿が見えてきた。


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