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キャリア・教育

厳しい顧問の指導で、懸命に練習し、県大会で優勝…そんな部活の《マネジメントもどき》が社会では通用しない2つの理由

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「部活の指導」と「社会人のマネジメント」が決定的に違う点とは(写真:m.Taira/PIXTA)
  • 原田 隆史 一般社団法人自立した人と組織を育成する協会理事、原田教育研究所代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学教授
  • 下田 直人 一般社団法人自立した人と組織を育成する協会代表理事、エスパシオ代表取締役、特定社会保険労務士、経営コンサルタント
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例えば、新規のお客様を開拓するために、毎日3件のアポを取った。その結果、1カ月に10件の新規顧客を開拓でき、目標件数を20%上回った。

あるいは、飲食店で、ビールのジョッキが空になっていたら笑顔で「おかわりいかがですか?」とすすめるようにしようと店舗ミーティングで決めた。アルバイトも含めて、みんなで団結して取り組んだ結果、昨年よりビールの売上が25%アップし、月間の売上目標に届いた。

このように、行動することによって何かしらの結果が現れ、その結果が組織の目標などに結びついたものを「成果」といいます。つまり、成果は行動によって生まれるのです。

よって、多くの企業では、結果と行動を見ていきます。その行いが成果に結びついているならOK。結びついていないなら、行動を変える。あるいは、成果を出している人の行動を真似してみるように指導する。そうした、結果と行動に着目したマネジメントが行われます。

(出所:『社員の「感情」をマネジメントする 居心地の良さとパフォーマンスの科学』より)

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

行動を生むのは「どんな気持ちで、どんな考え方でいるか」

ここで、皆さんに再び問いを投げかけたいと思います。成果は行動から生み出される。では、行動は何によってもたらされるのでしょうか?

答えは、「感情と思考」です。もっと簡単な言葉でいえば、「どんな気持ちで、どんな考え方でいるか」によって行動が決まってきます。

(出所:『社員の「感情」をマネジメントする 居心地の良さとパフォーマンスの科学』より)

つまり、結果と行動という、見えやすい世界に影響を与えているのは、目に見えにくい気持ち(感情)と考え方(思考)なのです。

P(パフォーマンス)=何を×(どんな感情×どんな思考)

この因果関係を理解して組織や個人の感情をマネジメントしていくことを、私たちは「感情マネジメント」といっています。

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