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日本でイタリア料理店が多い都道府県をご存じだろうか。人口10万人当たりの店数で、群馬県は東京都に次いで全国2位だという。「なぜ群馬?」と思われるかもしれないが、実は古くから小麦の産地として知られ、水沢うどんや高崎パスタなど「粉もの文化」が深く根付いた土地柄だ。
「ナポリの食卓」は、2007年に前身の伊勢崎店がリニューアルしてオープン。今では栃木・埼玉などの近県にも展開する、群馬のイタリア料理文化を長年支えてきたチェーンだ。ピザ食べ放題が名物で、スタッフが焼きたてを一枚ずつ席まで運んでくれる。高校時代からよく足を運んでいた筆者も、このサービスが全国的に珍しいと知ったのはつい最近のことだ。それほど群馬では身近な存在として根付いている、「ナポリの食卓 高崎店」を訪れた。
食べ放題なのに、1人でも気兼ねなく過ごせる
開店時間の少し前に到着すると、駐車場にはすでに10台ほどの車が待機していた。11時の開店と同時に入店し、窓際の2人がけのテーブル席に案内された。
食べ放題の店というと賑やかな雰囲気を想像しがちだが、ナポリの食卓の店内は意外なほど落ち着いている。その理由は、各テーブルに設けられた仕切りにある。隣の席の客とほとんど目が合わず、入店した瞬間から他の客の顔が視界に入りにくい。ゆったりと自分のペースで食事に集中できる空間だ。


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