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「鏡は占いを信じていない」と言われた過去…キャリア35年超の鏡リュウジがたどり着いた"人の心に寄り添う"占いの本質

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タロット占いをする女性
時代における占いの役割とは何でしょうか(写真:KOBAKE/PIXTA)
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占いも、80年代以降、雑誌が主な発信源でしたが、今はネットで個人の占い師が発信するほうがメインかもしれません。

占いを享受する側は、それぞれ好みの占い師のサイトを通じて、週間占いや日々の占いを見ているのではないでしょうか。それだけ個々の占い師の個性が重視されるようになったわけで、占い師にしてみれば、自分らしい占いの表現が問われる時代になったともいえます。いわば「個人力」が問われる時代です。

僕の場合、幸い雑誌がすごく元気だった90年代に、いわば「鏡ブランド」を確立することができました。そういう意味では、とても恵まれていました。

占いサイトを始めたのは1997年。縁あっていち早くiモードで発信できたおかげで、時代に乗り遅れずにすみました。

「個人力」で発信している占い師

個人力で発信している西洋占星術師の代表が、石井ゆかりさんやしいたけ. さんなどです。

石井さんは2000年から星占いのサイトを立ち上げ、ツイッター(現・X)のフォロワー数は16万人を超えていたそうで、年間、月間、週間の12星座占いや、新月・満月占い、上半期・下半期の占いなどを雑誌やウェブサイト、携帯コンテンツ等で執筆しています。書籍の「12星座シリーズ」は、累計120万部を突破したとか!

石井さんとは親しくさせていただいていますが、なんといってもその筆力が圧倒的です。文芸誌で連載されていることからもわかると思いますが、占いの体裁をとりながらそこには人生を深く見つめる文学的な視点を見ることができます。石井さんの星占いやエッセイには知的な洞察が溢れています。

ゲッターズ飯田さんや水晶玉子さんの占いはより昔ながらの「占い」といえるかもしれません。運気がいい、悪いをくっきりと書き分け、平易な言葉で万人向けの言葉で読者を楽しませていく。

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