小さい頃はよく通い、今でもたまに食べたくなるという声もあった。どんな存在かと尋ねると、「あって当たり前の存在だ」という答えが返ってきた。好きかと聞けば、反応はやや好意的といったところ。それでも、手頃な価格で誰もが立ち寄りやすい、みんなに寄り添ったチェーンだという。
子ども連れの家庭にとっても、スガキヤは身近な存在のようだ。子育て中の知人に話を聞くと、子ども向けのメニューが充実していることに加え、ソフトクリームも魅力の一つだという。その知人によれば、ママ友の間では、卵アレルギーのある子どももソフトクリームを楽しめる店として、スガキヤの名前が挙がることがあるそうだ。
スガキヤの公式サイトに掲載されているソフトクリームのアレルゲン情報では、卵の表示はない。ただし、調理・提供時のアレルゲン混入の可能性もあるため、アレルギーのある人は最新の情報を確認し、個別に判断する必要がある。
中学生の頃は友人と集まる場所として、親になってからは子どもを連れて訪れる店として。年齢や立場が変わっても、スガキヤは暮らしのそばにある。
話を聞くうちに、筆者が初めて食べたときに特別なものを感じなかった理由がわかった気がした。スガキヤの価値は、味だけでは測れないのだ(もちろん、価格を考えれば十分いい感じなのだが)。
地元の人にとってのスガキヤは、筆者にとってのマクドナルドのハッピーセットのような存在なのかもしれない。
関東再進出は20年ぶり
一方で、関東ではなじみが薄い。スガキヤは一度関東に進出したものの撤退しており、26年10月15日に神奈川県の「カエデウォーク長津田店」、29日には「本厚木ミロードイースト店」が開業する予定だ。約20年ぶりとなる関東再進出は、同社にとって再挑戦でもある。


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