窓ガラス越しに作業工程を見学できる通路からは、缶にフタをしたり瓶ビールのラベルを貼ったり……大量のビールが高速で生産されている光景を見学。アサヒビールが国民的に愛されていること(毎日たくさんの人が飲んでいること)を実感させられた。なお工場内に“人間”の姿はほとんど見当たらず、ほぼ全ての作業を“機械”が自動で行っており、インパクトがあった。
高さ23メートル。銀色の貯蔵・熟成タンクの前では、女性スタッフから「毎日1缶ずつビールを飲んだとして、この熟成タンクの中を空っぽにするには、約4000年の時間が必要になります」といった説明があり、参加者から驚きの声が上がった。
極めつきのナンバー1で面白かったのは、参加者自身が「工場内の缶ビールの上に乗った目線」を体感できる、というコンセプトの映像体験だ。この席では椅子が震えたり、水蒸気や煙が出るなど、五感を使って缶ビールが製造→出荷されるまでの工程を学ぶことができる。
ちなみに工場内のレーンを移動するときに椅子(つまり缶になった私)がブルブル震えるのだけど、「なるほど。缶ビールたちはこんな気持ちで毎日出荷されているんだな」といった学びがあった。参加者全員から笑顔がこぼれる体験は、例えるなら“サラリーマンのディズニーランド”。この席を作ったアサヒの社員は、まず間違いなく社内で出世しているに違いない。
試飲は20分間。最大2杯まで
ツアー開始から60分が経過したタイミングで、いよいよお待ちかねの「試飲体験」が始まった。


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