「やる気も技術力もある。ただ、経済的な事情で美大に行けない若者への支援をしたいと思っています。
私立美大の初年度学費は約200万円と高く、経済的な事情で数が限られる国公立の美大に絞らざるを得ない学生が多い現実があります。とはいえ、かなりうまい人でも国立美大は4浪・5浪したとしても合格できるとは限りません。
僕ら大人世代の100万円と18歳の100万円は価値が全然違います。今後の世の中を美しくするためにも、趣旨に賛同していただける社会人の方々からお金を預かり、若い世代に提供・支援できればいいなと思います。
また、”合理性だけでは解決できないこと、動かせないものを動かす”、”働くことの体験が向上するような発明”というテーマを掲げ、もう一度会社員をやってみたいとも考えています。
最後に、クリエイターとして『死ぬまでにヒット作を1つはつくる』という個人としての目標があります。現在はプロダクトデザイン系のゼミに所属しています。素材に向かい合って加工したり、質量・手触り感のある作品を作っていきたいです。大学を卒業したら、今の自分では到底思いつかないようなことができているといいなと思っています。これまで会社員として生きてきた自分にしかつくれないものがあると思うので、これからの自分を楽しみにしています」
未経験でも、一生懸命に取り組めば…
浪人の1年が「やれば届く」という感覚の原点になり、それが30年後の美大受験まで続く一本の線になっているのだと感じることができました。


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