発表後、小園は報道陣の取材に応じた。
球団から何と言われたのかを聞かれると「そうっすね。信頼できないと言われたので、はい」。その言葉をどう受け止めたのかという質問にも、「そうですね、仕方ないかなと思います」と淡々と答えた。
戦力外通告の引き金となった週刊誌報道について水を向けられるも「そうすっね。うん。特にないです」と話し、リポーターから関係性を正しておきたいという部分はないかと再度水を向けられるも「全くそういうのはないんで、あれですけど」と回答。野球を今後続けるかについても「いや、まあ、何も考えてないです」と答えた。
こうした小園の様子にSNSでは「態度が悪い」「不貞腐れている」「反省しているように見えない」といった批判が相次いだ。
確かに世間的な関心が高く、メディアが数多く集まる中での態度、言動としてはもう少ししっかりしてほしいとの声も理解できる。また疑惑についても「火のない所に煙は立たない」との言葉があるように、「疑念を招くような人物との交友関係を持つべきではなかった」との声があがるのも正論だと、筆者も感じる。
一方で、小園は問題ある人物と写真撮影をしたものの、エトミデートの使用では書類送検もされておらず、球団も使用した事実は確認できていないとしている。
にもかかわらず球団から退団を告げられた直後ということで、正常な対応を取ることが難しかった面もあるだろう。
疑問…なぜインスタに投じた言葉を、囲み取材で言えなかった?
また一部メディアで「そうっすね」を繰り返したことがやり玉に挙がっていたが、過去のインタビューをみると小園の口癖であり、あの場にふさわしくはなかったものの、それだけで態度が悪いとも言いづらい。
ただ小園は野球選手として現役続行を望んでいる。向けられるカメラの先には獲得を検討する球団、スポンサー、そしてファンの目がある。あの態度がどういう印象を与えるか考える必要はあった。
囲み取材での小園にはいくつかの言葉が足りなかったように思う。一つはこうした会見での定型文句である「世間に対してご迷惑をおかけしました」とのひと言。この言葉があるだけで印象は変わっただろう。
さらに必要だったのは、違法薬物の使用や所持への関与、そして写真に写った人物との関係性について、自分の立場を明確に説明することだ。会見ではリポーターが否定の言葉を促すような質問を何度か投げかけていたが、明確な否定はなかった。
そして最後に今後について。ここも「何も考えてないです」ではなく、野球を続けたいのであれば、その思いを伝えるべきだった。
実際、同じ日にInstagramに掲載した文章では「今シーズンにおける私自身の私生活の軽率な行動や一連の報道により、球団関係者の皆様、監督、コーチ、チームメイト、そして何より熱い声援を送り続けてくださったファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたこと、心より深くお詫び申し上げます」と冒頭で謝罪。


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