工作機械は、主に金属を切削・研削し、部品や金型を加工する機械のことだ。さまざまな機械が工作機械によって加工された部品や金型を使っていることから、「機械を作る機械」「マザーマシン」とも呼ばれる。
工作機械の受注増は、ユーザーであるメーカー側に「設備投資への意欲」があることを示している。そのため、景気の先行指標として市場関係者の関心は高い。
業界団体である日本工作機械工業会(日工会)では、毎月、会員企業からの受注状況を集計し、速報と確報を発表している。今回は9月30日に発表された8月分の受注統計(確報)の結果をお伝えする。
データセンター、半導体関連の増勢続く
8月の受注総額は1978.7億円で、前月より2.5%のプラスとなり、過去最高だった26年6月に次ぐ数字だった。前年同月比はプラス64.7%と、引き続きAI・ロボット関連を中心に需要が旺盛だ。例年、夏場は夏休みなどで受注が落ち着くが、1900億円超が3カ月続いており、需要の勢いが夏枯れをかき消している。
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