同じ研究チームは、25年、ネイチャー・メディシン誌に「Plasma proteomics links brain and immune system aging with healthspan and longevity.(血漿プロテオーム解析から明らかになった脳および免疫系の老化は、健康寿命と長寿に関係する)」という論文を発表している。
より大規模、約4万5000人の解析で、最長で17年の追跡調査をおこなったものだ。
すごい研究成果のオンパレード
その結果、脳が著しく老化している人はアルツハイマー病のリスクが3倍程度、逆に、非常に若い人は4分の1程度であったという。
う~ん、かなりすごいぞ、これは。
さらに驚かされるのは、老化が進行した臓器の数と死亡リスクの関係である。
老化の進みすぎた臓器が2~4個、5~7個、8個以上で、死亡リスクがそれぞれ2.3倍、4.5倍、8.3倍と、段階的に高かった。逆に、若い免疫系と脳を併せ持つ人の死亡リスクは半分以下だった。
血液だけから将来の病気や寿命まで予測できるとは、まるでよく当たる医学占いではないか。
また、「臓器年齢」は遺伝だけで決まっているものではなさそうで、生活習慣や薬剤の使用歴との関連性があった。
喫煙、飲酒、加工肉、睡眠不足などは複数の臓器における老化に、逆に、活発な運動などは若さに関連があったという。因果関係があるとまでは断定されていないが、これもすごいぞ。


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