グラスの左右と上下は覆われていない。目だけを動かせば、レンズの外に部屋の様子が入ってくる。Questのように周りを暗くして没入したい人のために、磁石で留める遮光パーツを別売りで用意する。
外の様子はカラーのパススルーカメラで見る。解像度は1度あたり26ピクセルで、Quest 3の18ピクセルより高い。手元のキーボードを見る分には困らない。
ただ、ノートPCの画面に映るコマンドライン型のAIプログラミングツールの文字を読もうとすると解像度が足りない。PCの画面は仮想ディスプレイに映せば済むが、手元のスマートフォンを見るときはグラスを持ち上げた方が早い。それでもコーヒーを飲む程度の動作は、外した気分にならずにこなせる。
手は膝の上に置いたまま
操作は目と指で行う。目を向けた先がカーソルになり、人差し指と親指を合わせるとクリック、親指をこするとスクロールになる。
手の動きは、テンプル(つる)の外側に付いた下向きのカメラが拾う。膝の上に下ろしたままでも視野に入るので、大げさに手を振る必要がなく、脇で指を動かすだけで操作できた。顔の周りのカメラ配置だけでここまで追えるのかと感心した。
机をキーボードに変える「Surfaceキーボード」も備える。テーブルに手を置くと、その面がキーボードとトラックパッドになる。実際に打ってみると文字は入るが、指の位置を体で覚えるまで時間がかかりそうだ。メールを1本書く程度ならこれで済み、プログラムを書くなら手持ちのキーボードをつないだ方が早い。
PCとは無線でつながり、ノートPCの画面を3枚の仮想ディスプレイに広げられる。DisplayPortのケーブルを差せば、家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機の画面も映る。


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