・早めに信頼できる在宅医療スタッフを見つける。
・治療のやめどきは自分で見極める。主治医や家族の意見は参考にしても、最終的には自分自身で決断する。
・病状が悪化したり、意識状態が悪くなったりしたときには、救急車ではなく在宅医療スタッフを呼ぶ。
・苦痛を和らげるための治療は、我慢せずに積極的に受ける。
人生の最終章のシナリオは自分で書く
身体の限界を一番よく知っているのは、患者本人だと萬田氏はいう。
「治療のやめどきは身体がつらくなったとき。治療をやめて自宅に帰りましょう。ほとんどの医師は治療をやめたらどうなるか知りません。残された命は自分のもの。医師に握られるのではなく、人生の最終章のシナリオは自分で書きましょう」
また、終末期の身体にはさまざまなことが起こる。決して急変ではなく、死を目の前にした自然な身体の反応である。ここで救急車を呼んで病院に運ばれたら、昇圧剤や点滴が投与され、ソフトランディングしようとしている身体の負担を増やすだけになってしまう。
そして、最後に「痛み」についても知っておきたい。
老後の恐怖として中高年の方々に聞くと、寝たきり、認知症と並んで「痛み」への恐怖も多い。特にがんは「痛みが出たら最後」「激痛にのたうちまわる」と思われている。


※ログイン後、コメント入力が可能です。