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《ゆっくりコロリ》2000人を看取った在宅緩和ケア医が語る"理想の最期"…自宅で穏やかに天寿を全うするための「3要点」

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理想の死
現実的で理想の死だという「ゆっくりコロリ」とは、どのような最期なのでしょうか(写真:kouta/PIXTA)
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「がん疼痛は早期から終末期に至るまであります。しかし、医療用麻薬を使えば早期から痛みをコントロールできて、少なくとものたうちまわって死ぬということはありません。痛みは身体を弱らせる最大の要因であり、ものすごいストレスを患者さんにもたらします。痛みをコントロールすることが、寿命を目一杯生きるために重要になってきます」

痛みから解放されれば、長く生きられる

『死ぬまで生きる: 穏やかな死に医療はいらない』(河出新書)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

在宅緩和ケア医の萬田氏は医療用麻薬の専門家である。1日2万mgのモルヒネを使った終末期の患者は、痛みから解放されて、毎日大好きな入浴を楽しんだ。

「痛みを我慢しないで済む状態がもっとも長く生きられます。医療用麻薬は最後の薬でもないし、僕の患者さんで麻薬中毒になった人は1人もいません。もっと受け入れられてほしいと思います」

基本的に延命治療をしていない患者は眠っている延長上で、息をしているような、していないような状態で穏やかに亡くなっていく。

「心や身体が安定して穏やかな終末期を送っていた患者さんほど、こうした亡くなり方をしますが、亡くなる直前まで普通の生活を送ります」

「こんなはずじゃなかった」と苦しみながら、病院で意識がなくなっていくのと、自宅で老衰で亡くなるのとでは、まさに天国と地獄ほどの違いがあるといえよう。

【最初から読む→→】健康で長生きするほど《「ピンピンコロリ」は99%失敗する》? 2000人を看取った在宅緩和ケア医が明かす"死に際の真実"

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