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「さすがにやりすぎ?」シドニー・スウィーニー、ほぼ全裸でのスポーツ賭博アプリ宣伝にファンが離れたワケ

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シドニー・スウィーニー
スポーツ賭博アプリ「Novig」の広告画像。このカットは服を着ているが…。(画像:シドニー・スウィーニー公式インスタグラムより)
  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
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それも当然。「ESPN」のアスリートたちの写真は、日々努力を重ね、卓越したことを達成した肉体を祝福するもの。それらは少女や若い女性たちに希望とやる気を与える。一方でスウィーニーの広告は性的な魅力を男性に対して訴えかけるものだ。オーストラリアのボクサー、スカイ・ニコルソンによる「スポーツをしてセクシーに見えるのと、スポーツを『売る』ために性を売るのは大違い」という指摘は、まさに的を射ている。

スウィーニーはこれまでも浸かったお風呂の残り湯で作ったという石鹸や、自身が立ち上げた下着ブランドの広告などで、自慢の肌をさらしてきた。それらも世間の話題になる効果はあったものの、昨年夏に出演した、「jeans」(ジーンズ)と「genes」(遺伝子)を引っかけ、「シドニー・スウィーニーは優良遺伝子を持っている」というキャッチフレーズを掲げた「American Eagle」の広告は、「白人至上主義だ」として大きな非難を受けることになった。この頃、スウィーニーが共和党員として投票者登録をしている事実が判明したことも、その説に説得力を持たせている。

同社は、「これはジーンズの広告にすぎない」と釈明。当のスウィーニーは長い間沈黙を貫いた挙句、数カ月後、「GQ」のインタビューで同じ言い訳をし、「私はジーンズが大好き」と言った。実際のところ、彼女はただの言葉遊びととらえ、それほど深く考えなかったのではないかと良心的に解釈する人々もいたし、わかってやっていたところで特定の誰かを傷つけたわけでもない。そんなことから騒ぎはまもなく鎮まり、本業である女優としてのキャリアへの影響も見られなかった。

だが、今回はそう簡単に逃れられそうにない。スウィーニーが広告するのは、賭博なのである。ジーンズの時と同じように、「これはスポーツ賭博の広告にすぎない」と、彼女は言えるだろうか。

セクシー美女が男性を賭け事に誘う構図

多くの女性たちが批判するように、この広告は「男性にとって望ましい」女性像を見せつけ、時代を後戻りさせるものだ。しかし、それだけではない。これは、男性の心をそそる女性を出すことで彼らを賭博に引き込もうとするものなのである。

しかも、スウィーニーは、この会社に自ら投資をしている。つまり、それらの男性が賭け事をして負けることで得た利益を、スウィーニーは受け取る。要するに、セクシーな悪女が近づいてきてその気になったら身ぐるみ剥がされたという昔からあるパターンと、さほど変わらないのだ。

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