「人を見る目」が裏目に
メーカーの人事部に勤めるみさえ(49歳・仮名)の年収700万円。「これまで恋愛はしてきた」というが、長く続いたことはなかった。初婚だ。
「人事という仕事柄、人の経歴や受け答えを細かく見るクセがついてるんです。でも、そこを取っ払って、私がほれた! と感情が動く相手を見つけたい」。入会面談のときにそう言っていたのだが、婚活を始めてから3年。ほれた!と思える人は、いまだ現れていなかった。
というのも、感情を動かす前に相手の条件に目がいくからだ。まずは、学歴――。
「結婚するなら大卒以上。大学中退や短大卒までは考えてもいいかな。ただ学歴がなくても、ビジネスの才能があって、社会的に成功した人なら話は別です」
ビジネスに才能があるかどうかは、会って話をしてみないことにはわからず、結局、大卒以外はお見合いの対象から外していた。
そんななかでも、この3年間のうちにお見合いは組めていたし、仮交際に入った男性もいた。しかし、お見合いをしたり、交際に入ったりした相手について、みさえは都度、詳細な“人物評”を筆者に送ってきた。


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