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ライフ #仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-

お相手は「大卒以上」「ビジネスの才能があれば話は別」 "人を見る目がある"と自負する人事部・アラフィフ女性の迷走婚活

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婚活女性
「見る目がある」人事部女性がはまった婚活沼…(写真:trickster*/PIXTA)
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以前お見合いしたあつお(55歳・仮名)が、プロフィールに800万円と年収を記載していたのだが、お見合いの会話のなかから給与と不動産収入の内訳を推測し、こんなことを言った。

「不動産収入があることを自慢げに語っていましたが、それは親の代から受け継いだもののようです。年収はさておき、私は親の資産ではなく、自分の力で資産形成をしてきた人に魅力を感じます」

また、別の仮交際に入った男性(50歳・仮名)に対しては、服装や喫茶店での振る舞いをこう指摘した。

「ズボンには折り目がなく、ヨレヨレでした。喫茶店の値段が高いと何度も言っていました。倹約家であることと、ケチであることは違うと思います」

さらに、彼との会話から勤務先を推測し、「おそらく〇〇メーカー関連」。転職歴があったことを聞けば、「何か社内でトラブルを起こして辞めたのではないか」。結論は「将来性を感じないから、交際終了でお願いします」と言ってきた。すべてのお見合いや交際が、こんな調子だった。

男性が自分の経歴や人脈を語れば、「話を盛っている」。男性が有名大学出身だといえば、「今さら学歴をアピールして何になるのか。それにしては年収が少ない」。連絡がマメでなければ、「女性をつかまえる積極性がない」。

入会のときには、「条件を取っ払って、私が心からほれた男性探す」と言っていた。しかし実際は、相手の発言を聞きながら、プロフィールと実像に食い違いはないか、経済力は本物か、教養はあるか、将来性はあるかと、相手を人物査定していた。

そして、相手の弱点や矛盾を見つけるたびに、「自分は人事の仕事をしているから、人を見る目が育っている」「やはり私の見立ては正しかった」と自己評価を上げ、相手を見下していた。常に採点する側に立っているからか、自身も“相手から見られ、判断されている”という視点が、すっぽりと抜けていた。

みさえは、自分が相手を見切っていると思っているが、実際は、男性からお断りされている方が多かった。

「婚活への姿勢」を採点する男

IT関連企業に勤めるたかお(55歳・仮名)は、これまで恋愛経験がない。だが、一流大学を卒業し、上場企業に勤め、年収も1000万円を超えていたので、婚活を始めて3年、お見合いも組めており、仮交際にも入ることができていた。

ただ真剣交際に入ったことは、一度もない。婚活経験を重ねるうちに、たかおは婚活における独自の“法則”を作るようになった。

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