「女性から申し込まれたお見合いのほうが、仮交際につながりやすい」
「こちらから申し込んだ場合、すぐに受ける女性のほうが結婚に前向き」
「お見合いの別れ間際に女性の表情が暗かったら、女性の返事を待ってからこちらの返事をする」
あるとき、まさみ(50歳・仮名)とお見合いをし、仮交際に進んだ。初デートは駅近くのレストランでのランチだった。旅行や仕事、休日の過ごし方などを話し、2時間ほどで店を出た。
まさみは明るく、会話も途切れなかった。ところがデート後、たかおは筆者にこう報告してきた。「自分の仕事や趣味についてはよく話していました。ただ、私に対する質問が少なかった。交際相手を知ろうという姿勢が、少し足りないように感じました」。
また食事のあとに、たかおは次のデートを決めようと「来週の日曜日はどうですか」と誘ってみた。すると、まさみは手帳を確認して答えた。
「来週は実家での用事があるので、まだ時間が読めないんです。予定がわかったら、ご連絡してもいいですか」
たかおは、その場で日程を確定しなかったまさみの態度を問題視した。
「結婚を真剣に考えているのなら、婚活の予定を最優先するべきではないでしょうか。実家での用事があるにしても、代替日を提案することはできたと思います」
まさみが家庭の事情を抱えていることよりも、婚活者として自分の期待どおりに動かないことを批判した。
お相手からの交際終了に…
別の女性、あき(52歳・仮名)と交際したときも、同様だった。仮交際がスタートしたばかりの頃、あきはたかおからLINEが来れば、その日のうちに返信していた。しかし、仕事が繁忙期に入り、メッセージの返信が翌日になることが増えていった。
「今月は仕事が立て込んでいて、返信が遅くなってごめんなさい」と事情を説明されていたのだが、たかおは納得しなかった。
「忙しいのは誰も同じこと。本当に結婚したいのなら、短い返信くらいはできるはずです。仕事の忙しさを理由に連絡を後回しにする人は、結婚後も家庭を後回しにするのではないでしょうか」
返信が1日遅れただけで、結婚後の生活態度まで推測する。そして、自分から送るメッセージを毎日から、2日に1度、3日に1度……と減らしていった。すると、あきからの返事もさらに間が開くようになり、次第にやり取りもなくなり、あきの相談室から、“交際終了”が来た。


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