組合員からすれば、ある日突然ウォーターサーバーが現れただけで、その裏で組合が2、3年にわたって議論を重ねてきたことなど知る由もありません。
組合員への「説明責任」を果たしているのか?
また、労働組合の中には社会貢献活動(ボランティア)に力を入れているところもあります。もし、組合が海岸清掃などのボランティア活動をしていたとしても、その情報を知らない若者は、組合経由ではなく、地元のコミュニティなどを通じて参加するでしょう。
また、海外や遠方でボランティア活動を開催する場合は、組合費を使って組合員を派遣するわけですから、その活動の意義や目的、そして「今回は誰が派遣され、どのような成果があったのか」といったことを、きちんと組合員に報告する"説明責任"があります。
しかし、その「見える化」ができていないために、「組合って、そんなこともやっていたんだ!」という発見の機会が、数多く埋もれてしまっています。
レクリエーションに偏重した活動から脱却し、組合員が本当に求める価値を提供していくためには、まず彼らが何を期待しているのかを真摯に聞く必要があります。
そして、賃金交渉のような根幹的な活動はもちろんのこと、キャリア形成支援や社会貢献活動など、組合が提供できる価値の多様性を、もっと積極的にアピールしていくことが望ましいです。
組合活動に参加することが、単なる娯楽ではなく、自己成長や社会とのつながりを実感できる貴重な機会になる――そう伝わったとき、組合活動はもっと面白いものになっていきます。



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