視聴者が体感で「寝ている」と判定している、まさにその最中に、睡眠を科学として扱う側から大きなニュースが届いた。米ラスカー財団が、筑波大学の柳沢正史教授と米スタンフォード大学のエマニュエル・ミニョ教授に『アルバート・ラスカー基礎医学研究賞』を授与すると発表したのだ。同賞は"アメリカのノーベル賞"とも呼ばれ、日本人の受賞は12年ぶり。授賞式は9月17日にニューヨークで行われる。
受賞理由は、覚醒を保つ神経ペプチドであるオレキシンの発見と、オレキシンの欠乏がナルコレプシーを引き起こす仕組みの解明。ナルコレプシーとは、日中に強い眠気や制御しにくい睡眠が現れる睡眠障害を指す。
堀氏の提案メールに、柳沢研は何と答えたか
柳沢教授は、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長・教授を務める。同機構は「IIIS」と呼ばれ、柳沢教授は2012年の設立時から睡眠研究拠点を率いてきた。
実は堀氏は、以前からIIISにアプローチをかけていた。2024年1月10日のX投稿では、IIISにメールを送り、1年2カ月後に返信があったと明かしている。投稿に添付された提案文の画像では、協会の受講者を研究対象にすることや、柳沢教授との対談を提案していた。
一方で、IIIS側からの返信として堀氏が掲載した画像には、柳沢教授が重要案件を抱えており、提案に対応できないという趣旨が書かれていた。


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