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キャリア・教育

気づけばいつも「社内の愚痴の言い合い」に…会議の脱線をすんなり「本線」に戻すために冒頭で打っておくべき一手

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せっかくの会議を不毛な時間に終わらせないために必要な一手とは(写真:Ushico/PIXTA)
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社内でも社外でも、いっしょに仕事をしている人には、それぞれの分担や役回り、得意な分野、不得意な分野、積み重ねてきた経験や知見に違いがあります。そして、違いがあるからこそ分業が成立しているということでもあります。

正しく説明する力は、その間をつなぎ、互いの強みを共鳴させるための能力です。誇らしげに論破して気持ちよくなるために「説明力」を使うのではなく、説明力を磨き、いろいろな人の力を借りて大きな仕事を成し遂げ、その成果を誇りましょう。

話の脱線を防ぐ「シェアの法則」

とはいえ、いったん説明を始めた後、展開が迷走してしまうというケースは少なくありません。これは、必ずしも説明している側に責任があるわけではなく、説明を受けている側に原因がある場合も考えられます。

どちらかが説明のテーマを見失ってしまうと、もう一方は強いストレスを感じます。いくら時間をかけて説明しても先に進まなかったり、話が行ったり来たりするために、貴重な時間を非効率に使わされるからです。

「結局、今、何の話をしているの?」「これ、何のための時間なんだよ……」と思われた時点で、説明としてはすでに失敗しています。まるで目的地も到着時間も見えない旅行のようなもので、友人同士ならまだしも、出張ならば最悪です。

実はこれ、説明を始める段階で手を打つだけで、かなりの確率で回避できます。そのためには、説明の冒頭で、

「今日は○○の件について承認をいただくためのご説明をします」
「先ほど××社を訪問したんですが、そのときの様子と今後心配な点についてご相談したいのですが……」

などと、「これから説明するテーマ」をシェアすること。何の話についてなのか、確認なのか報告なのか相談なのか提案なのか、明確にしておくことです。何も特別なテクニックでもなく、ごく当たり前と思われるかもしれませんが、このたった一言を冒頭に忘れず加えることで、「現在行われている説明のテーマ」が強く共有されます。

共有されると、双方にメリットがあります。説明する側はもちろん、最初からそのテーマについて話すつもりでいるのですが、しっかり意識していないと、途中から話が変わってしまったり、緊張したり焦ったりして、重要なポイントや着地点を見失ってしまう場合があります。冒頭に宣言するだけで自分自身に強く意識づけられます。

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