中国のリチウムイオン電池業界における「内巻(ネイジュアン=過剰生産を背景にしたメーカー間の消耗戦)」を抑止するため、政府の関係当局が新たな規制に乗り出した。
財新記者の取材によれば、中国国内でEV(電気自動車)用および蓄電システム用の電池を生産する工場の新規建設プロジェクトに対する許認可を、当局が一時停止した。取材に応じた関係者によれば、2025年末から国内の電池生産能力および設備稼働率の徹底調査が進められており、当局はその結果と評価に基づき、26年末から優良プロジェクトへの許認可を再開する見込みだという。
ただし、環境アセスメントやエネルギー効率評価など、工場建設に必要な一連の手続きを26年5月以前に完了していたプロジェクトに関しては、許認可停止の対象にならない。
大手6社に計画づくりを指示
この新たな規制について、関係当局から公式発表はない。しかし地方政府がひっそり開示した文書などから、その内容を垣間見ることができる。
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