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デビュー当時から、ブレない彼が大好き。さらに、平成の「キムタクブーム」は興味がなかったけれど、今の「木村拓哉」は好き――。53歳にして、木村拓哉が再評価されている。
9月5日、2年ぶりとなるライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2026 Checkpoint」が幕を開けたばかりだ。それに先駆けて8月12日にリリースされたアルバムのタイトルは、ズバリ『Checkpoint』。改めて「現在地」を見つめ直すとともに、その先に広がる新たな未来への道標という意味がこめられているという。
このアルバムで、彼はSMAPのシングル『セロリ』をカバーしているが、その歌声が、想像よりも高く瑞々しく感じて驚いた。
9月9日、SMAPでデビューしてから35年目を迎えた今、改めて注目されている木村拓哉の魅力、そして「現在地」とは。
日本経済を動かした「キムタク現象」
そもそも、いつからキムタク、キムタクと言われるようになったのか。
世に広く木村拓哉の魅力を認知させたのは、1993年の『あすなろ白書』(フジテレビ系)のメガネ男子、取手君役だろう。ヒロイン・なるみ(石田ひかり)に片思いし、バックハグ(のちに「あすなろ抱き」と呼ばれた)からの「俺じゃダメか?」というセリフで、主役の掛居を演じた筒井道隆の人気を食ったのだった。
そこからは破竹の勢い。特に94年は転換期だった。萩原聖人とのW主演『若者のすべて』(フジテレビ系)の大ヒットを経て、SMAPとしても長い伸び悩みを抜け、14thシングル『がんばりましょう』にて本格ブレイク。また同年からベストジーニスト賞を連続受賞し、私服にも注目が集まった。彼が関わればすべて売れる「キムタク現象」が起こるのだった。


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