2024年11月のリニューアルによってカフェを併設したコンセプチュアルな書店は、同じビルの3階に小児科があることからも、子育て世帯が気軽に立ち寄りやすい場所。ベビーカーが通れる動線の確保、アイスクリームをはじめとする無添加フードの提供とともに、大人一人でも心地よく過ごせるオシャレな内装など、子育て中の母でもある甲地さん姉妹の細やかな配慮が随所に光ります。
「駅前のお店なので、遠方から訪れたと思われるお客さまから『桜坂にはどう行ったらいいの?』『○○というお店はどこにあるの?』とよく尋ねられます。近所に住んでいると思われる方たちは、お店の中で顔見知り同士で手を振ったり、立ち話をしたり。私自身も年配の方から挨拶やお声がけをしてもらえることが多いので、私も返したい気持ちになって年下と思われる若いお母さんに声をかけたり……そういう自然な交流が広がっていく雰囲気がこの街にはあるように思います」(藤乃屋書店 甲地さん)
書店もまた、地域の“ハブ”として機能しているようです。
子育て世帯にも人気の理由。大型公園や充実した支援環境も
調査で街の魅力5位となった「子育て環境が充実している」ことは、イベントや商店などでの交流だけに限りません。ファミリー世帯の多くが「よく行く場所」として挙げるスポットの一つが「東調布公園・東調布児童交通公園」です。SL展示、児童交通公園、プールなどがあり、休日には多くの家族連れでにぎわいます。住宅街の中には小さな公園もたくさんあり、子どもたちの遊び場が身近に揃っています。

